
「ワクチン接種証明」が「バカ証明」となる日
6月5日
昨日の日本経済新聞の記事が物議を醸しそうだ。
2022年の1月から3月の間の死亡数が、42万2037人で、昨年と同じ時期の数字と比べると、3万8630人も多くなったとの事だ。これは、10.1%も増加したことになる。このうち、9704人が新型コロナウイルスに感染していたとの事だ。
9704人のコロナ感染者の死因が全てコロナによるものだと仮定しても、28,926人(38630人-9704人=28926人)はコロナ以外の理由で増加した死者の数ということになる。この28926人の死因がワクチンの副作用ではないかという話は避けて通れない議論となるはずだ。なぜなら、多くの国民が治験半ばのワクチンを接種したわけだから容疑の視線が向けられるのは当然のことだ。
しかしながら、短絡的にワクチンを犯人扱いして視野を狭めることはよろしくない。①そもそも日本は超高齢者社会であるから、その人口比率を考慮すると死者が毎年少しづつ増えていくのは自然なことである。②ワクチンを接種していたから助かった命をカウントしなければならない。この②のケースは、無症状が存在するため、実質証明不可能というか、何とでも言い逃れが可能な状況だ。
データを細かく分析していけば、「ワクチンはシロなのかクロなのか」はほぼ間違いなくどちらかに結論づけることは可能だろう。但し、それを広く皆が理解できる形で説明することは不可能だろうし、査問される側は禅問答のようにのらりくらりと話をそらし続けるに違いない。私も単位期間の数を基に結論付けるのは難しいと思っている。
もっとシンプルに考えれば良い。
我々が知りたいのは、「ワクチンがクロなのかどうかのみ」である。であるならば、仮定法で「ワクチンがクロだった場合にどういうデータになるのか」というアプローチだ。確からしい判断データとして採用するのは、コロナでの死者数、若者のコロナによる致死率である。
結論を言ってしまうと、「平均寿命」だけを見ておけば良いということだ。
「ワクチンがクロ」っだった場合、これまで上がり続けてきた「平均寿命」は下がることになる。この場合、高齢者の死亡理由がコロナであろうとワクチンであろうと問題ではない。平均寿命よりも若い世代の死者数が増えたならば、それはワクチンの影響と考えるのが妥当だろう。なぜなら、コロナの致死率は平均寿命に影響を与える程ではないし、コロナによる死者の数は確からしくカウントされているのだから。
この証明のキーを握っているのは、人口ボリュームと高いワクチン接種率と低いコロナの致死率から、我々、団塊ジュニア世代となる。
もし、「ワクチンがクロ」と結論付けられた場合、我々はまた一つ黒歴史を背負い、更にハードなモードで人生ゲームを進めることになる。







