
6月12日
「入れ子細工の夜」と「時空旅行者の砂時計」を購入した。2冊共に、Youtube動画の書評を参考にしている。昨日読了した「たぶん、出会わなければよかった嘘つきな君に」が、私の読書スキルでは楽しむというよりは努力して読了した感覚があるため、今一度好きなテーマのへ立ち戻ろうと思った。
入れ子細工の夜
この小説は以前読了した「紅蓮館の殺人」「蒼海館の殺人」と同じ著者の阿津川辰海氏によるものだ。構成が短編集ということで読みやすいのではと考えた。阿津川氏の短編集といえば、2020年に賞を席巻した「透明人間は密室に潜む」があるが、迷った挙句に本作を選択した。
2編目に収められている「2021年度入試という題の推理小説」が気になったからだ。作中に試験問題として、 ”推理小説を読んでその考察を述べよ” という問題が存在しているらしい。”作中作に対する考察” という聞いたことのない切り口が私に強く訴求してきた。
この小説が面白かったら「透明人間は密室に潜む」も読みたいと考えている。
時空旅行者の砂時計
この著者の作品は初めて読む事になる。作品は「第29回 鮎川哲也賞」を受賞している。「鮎川哲也賞」といえば以前読了した「ジェリーフィッシュは凍らない」が記憶に新しい。期待しても良いのではないか。
「ジェリーフィッシュは凍らない」同様に、 ”受賞の言葉” が巻頭に綴られている。著者がどのような思想を持って育ち、この作品に辿り着いたのかが語られている。その内容から、本作が面白い事は確定したようなものだった。全ての小説にこういった執筆に至った思想や背景のようなものを付けてもらえると楽しみ方がもっと増えるのにと思うのだが。
読む順番としては、「入れ子細工の夜」を先に吟味したいと思う。







