香港&マカオ 研修旅行 2日目
今日は、この研修旅行の主目的である、G2Eアジアの視察日だ。
会場は、宿泊していたシェラトンホテルからすぐ近くの『Venetian Macao Resort』という巨大なホテルに設けられている。
G2Eは昨年もこのホテルで行われたとの事だが、今年は展示スペースが1フロア増えて、合計2フロアにて開催された。
出展企業は200社ほどだった
1つ目のフロアはフィンテック関連となっており人もまばらだった。
出展内容がオンラインカジノや決済関連といったものでモノというよりサービスが主であるからかもしれない。
2つ目のフロアは、一般的なカジノゲーミングマシーンが多数展示されている。しかしながら、すでにカジノに設置されているマシーンと大差ないものが多く、新鮮味に欠ける点も多かった。
そんな中でも競馬や釣りのカジノマシーンといった新しいものは視察に訪れた人々の関心を引いていた。
G2Eアジアの視察を4時間くらいで引き上げ、午後は市内観光へ向かった。
タクシーに乗り、これまで滞在していた、コタイ地区から橋を越え、セナド広場へ到着。
ここからは徒歩にて散策。
民家の細道を超え、急坂を息を切らしながら登り詰めて、マカオ博物館へ。
予備知識がないまま訪れたため、ありがちな印象を受けたにとどまった。
博物館の外には大きな大砲が設置されている。「グランドリスボア」を狙っているかのように配置された光景に、ファイナルファンタジーの世界感が想起された。
マカオ博物館を後にし、街並みを散策しながらセナド広場の方向へ戻った
マカオは「エッグタルト」が有名らしい。
なんだか小汚い原宿のような店舗街でエッグタルトを購入して食べてみる。なるほど、ウマイ。
カジノがある区画は近代化されていて、東京と変わらないほどに都市化されているが、一歩裏通りに入ると昭和の戦後復興時代が切り取られたような風景が広がっている。
幼少の頃に見た、ジャッキーチェンやサモハンキンポーが現れそうな雰囲気だ。街並みを散策するにつけ、忘れてしまった活気を思い出させられた。そこに生活する人々を見て本当の幸せとはどういう形なのだろうと考えさせられる。
自分は正しい方向に向かっているのだろうか。