Memories
「翼をください(上)」読了

翼をください(上)

 通勤中に読み進めていた、「翼をください(上)」を読了した。

 

 著者である、原田マハ氏の作品に触れるのは2冊目となった。

 

 本作は、上下巻の2巻構成で文体は極めて平易。同著者の「本日はお日柄もよく」でも感じたけれど、飾り気のない誰でも知っている言葉を使いながらも読者を惹きつける才能はすごいとしか言いようがない。

 

 上巻で印象的なところは、第二次世界大戦前に、飛行機による世界一周に挑戦する女性パイロットとそれを支える周りの環境、様々な思惑、アインシュタインをはじめとする有名人の登場などなどがある。

 

 この物語は半分がフィクションで半分がノンフィクションという、私が触れる初めてのケースとなっている。読書歴が浅い私にとっては新鮮な感覚だ。

 

 歴史上の人物が登場することで、自分が持っている既知の情報が物語へどのように関わってくるのかが気になる。結果、一気に読み進めてしまうということがしばしばあった。私がこのようなテクニックを使う事はないだろうけれど、大変勉強になった。

 

 すでに下巻にも着手しているが、変わらぬドライブ感が心地よい。

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