
fa-leanpub「シャドウ」読了
1月4日
道尾秀介著「シャドウ」を読了した。
昨年秋くらいにキンドルで購入し通勤中に少しづつ読み進めていたが、この連休中に読み切ってしまうことにした。
この作品は誰もが知っていてかつ、非常に高い評価を得ている小説だ。著者である道尾秀介氏は作品を通して毎回新しいことにチャレンジし成功を収めている稀有な存在だと思う。私は本業において企画とプログラマーを兼ねているが、特に企画的視点から著者を見るとその才能に驚かされる。
企画的発想というものは、ユーザーが過去→現在→ゴールという時間の流れを辿るのに対し、企画側はゴール→現在→過去という流れで構築する事が一般的だと思っている。特に新しい事を提示する場合にはこれに類した時系列手順でないと伝わらないケースが多いからだ。
本作においても、近しいロジックで構成されたと勝手に想像している。読み手に提示される情報が必要十分で出し惜しみが無い。読み進めることはクロスワードを埋めていく感覚に似ているかもしれない。多人数視点で構成されているにもかかわらず、バランスとメッセージの維持が絶妙であり、これまでにない感覚で読めた小説だった。このテンプレートで作られた作品がもう少しあっても良いのではないかと思う。
勝手な感想だが、理系の人間に深く刺さるのではないかと思った。問題提示、回答、確率統計・・・なぜか数学的思考が蘇った小説だった。
さて、明日から仕事か。。。まだ心の準備ができていない 1月4日 14:45







