
2月7日
ビジネス書の話。
ビジネス書を読む者、読まざる者、どちらが良いとか悪いとかはない。しかし、私のように仕事のことを「自分の時間と金を交換するところ」と解釈しているものにとって、ビジネス書はこの上ない攻略本であると確信している。
ビジネス書を読む者は複数の書を読んでいるし、読まぬ者は一冊たりとも読んでいない。
私は30才になるまでビジネス書はおろか書籍自体を手に取ることはなかった。読まぬ者の心理というのは、他人の知恵に頼る事が己の美学に反すると考えたり、自分の信念を変える必要があると考えている傾向がある。このように自分とビジネス書という関係性で考えてしまうことで重大な見落としをしている。
ビジネス書の使い方を間違っていないか
ビジネス書を読む目的は、スキルアップをはじめ、問題解決の手法や分析手法・・・いろいろあるが、仕事というゲームの攻略本として使用するのであればもっと有益な使い方がある。
自分より上の(上長以上)人間の考え方をビジネス書から読み取る。
管理職以上のポジションに就いている者は、セミナーに行かされていたり、試験があったりと必ずビジネス書に触れている。
管理職者は自分の判断に自信が持てない場合、ビジネス書の手順に沿うのが定石である。その理由は、定石通り事をこなしていれば、仮に上手くいかない事があっても言い訳ができるからである。管理職は問題なく進行していて普通であり、問題が発生すればマイナス判定される立場であるから、言い訳は極めて重要なのだ。
そんなストレスフルな状況下で、自分の部下がビジネス書に書かれている独特のワード(ゴール、全体最適等・・)を何気ない会話の中で使っていたとする。管理職者からこの部下はどのように見えるだろうか。この部下はビジネスの勉強をしていると考えるし、自分と同じベクトルで思考してくれると思うのである。
スキル獲得も良いのだが、自分より上の者の思考を読み取るために使用することをお勧めする。
自分の信念を変えるのではなく、得た知識で自分の動きやすい環境を構築することを目指してはいかがだろう。







