Memories
SKYSEA の広告に思う

3月8日

昨日、新幹線の中でSKYSEAの広告を見つけた。

思い返せば、新幹線のホームにもSKYSEAの広告を目にすることが多い。

 

私は前の会社でSKYSEAが導入されていたのでこのソフトが何者なのかは知っている。

 

このソフトは、パソコンの管理ツールで、管理者のPCでは部下のPCから外部メディアに書き出すことを時限的に許可したり、PCの画面をいつでもリアルタイムでモニタリングできたりする。部下が知らずにネットサーフィンでもしていようものなら、モニタごと丸見えであり、趣味趣向までしられてしまう。

 

例えば、ノートパソコンを社外に持ち出してスタバでネットサーフィンをしたとする。会社のネットワークには繋がっていないから、プライバシーが守られそうではあるが、実際は全くダメ。ネットワークから切れている状態においては、パソコンにファイル操作やネットアクセスの全てとその時間が記憶され、再び会社のネットワークに接続された際にその情報がアップされる仕組みだ。

 

タチが悪いのは、SKYSEAは自分のPCに導入されているのか否かが、PCにある程度詳しくないと分からないようになっている点だ。知らぬ間に自分のPCにインストールされている可能性は多分にある、前の会社のシスアドはあえてこっそり導入すると我々管理者には告知していたくらいだ。

 

会社のPCで自分の情報を入力することはお勧めしない。

 

今回はこのSKYSEAの広告戦略の周到さと闇深さに感銘を受けたので書き留めておく。

まず、新幹線に乗る乗客が主に管理職以上であるという点をうまく使っている。広告を出すにはこの上ないエリアだと言える。また、管理職であればSKYSEAの名前は一度は聞いたことがある。その薄い記憶に対して営業を仕掛けるロジックだ。

一般社員がこの広告を見たとしても、どういったものなのかはわからないだろう。管理職で一度導入を検討したが見送った、若しくは只今検討中というようなケースに刺さる。現時点で多くのユーザーが存在するというのは、導入を検討する上で大きな安心材料だ。導入に際し、上層部にも説明しやすい。

まったくよくできた広告だ。

 

この記事を読んでいるのが管理職の方であったなら、共感いただけると嬉しい。一般社員であるなら、会社のPCではプライベート利用は避けることをお勧めする。ログは全部残っている。どんな卑怯な使い方をされるかは分からないのだから。

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