セミオートEA バージョン3.3
絶賛フォワードテスト中の「セミオートEA」のバージョンアップを行った。
少ないサンプルからも明らかに見えている改善点はあり、この3連休を使ってコーディングを進めた。
ver.3.2 から ver3.3 への変更点と改善点は以下のとおり。
■ 変更点・改善点
- ロスカット条件の変更
・20maへの逆行タッチでロスカットとするロジックを追加。 - エントリー条件の変更
・エントリー方向の決定方法は10maと20maのPOで据え置き。
・20maからの乖離帯にエントリー可能ゾーンを設定する(乖離帯上下を入力パラメータで設定可能とする)。
・1時間足が形成される ”0分” はエントリー不可とする(1時間足形成時は値飛びが発生しやすい)。 - 当該エントリータイミングでの条件追加
・当該足(5分足)のエントリー価格を1本前の5分足終値との乖離値を設定し、設定以上の乖離がある場合はエントリー負荷とする(前足からの値飛び対策)。 - 累計計算の改善
・パラメータに基づく累計獲得Point計算から、約定ベースの累計獲得Pointとする。
■ フォワードテスト開始
2022/09/26より v.3.3 での運用を開始する。
従来通りに集計、検証を行う。
エントリー条件を変更したことでどのくらいの頻度になるかはやってみないと分からない。
日銀の為替介入が先週から始まっておりUSDJPYでありながら1日に数百Pipsものボラが出ている状況だ。レンジ相場を得意とする当EAにとっては望まざる環境ではあるけれど、何事もやってみないと精神で行こうと思う。
このようなファンダメンタルに柔軟に対応できるのも、セミオートである特権だと考えている。