
fa-leanpub「悪い夏」読了
2月13日
日曜日、雨が降っているせいもあって引き籠りが捗る。 早速、昨日購入した本のうち、「悪い夏」に着手した。実際に読み始めたのは昨日の夜であるが、結果、本日の夕方には読了していた。
作品も著者も存じ上げなかったわけだが、書店のPOPに煽られて買ってしまったことから、アタリであとうとハズレであろうと早めに決着をつけたいと思い、最初に手を出した次第だ。
読み始めると、登場人物の視点と時間経過がうまくつながって、非常に読みやすい構成になっている。視点は変わっても前章で読み手が気になっている点はそのまま話が継続されることが多く、こんな手法があるんだなと感心した。
生活保護制度にまつわる群像劇で、主に8人の登場人物で描かれる。これらの登場人物が全員クズ人間というあまり見たことのない設定だ。結局全員がそれなりの報いを受けて物語は終了するのだが、最終的にどうなったか分からない人物もいる。加えて、知識の無さゆえに死を選ばざるをえない者、運悪く嵌められて人生を台無しにする者といった社会の残酷な一面も描かれている。
物語がどのくらい現実と乖離があるのかわからないが、あり得ない話ではないと思わせる説得力がある。毎日働いて税金を納めている読み手からすると、いい気分じゃないだろう。
小説を読んでブログを書いていると、自分の文章力の無さに絶望しそうになる。 少しでもまともな文章になるよう、この「悪い夏」から参考になりそうな表現をスプレッドシートに書き出すようにした。効果があるかどうかわからないが期待せずに続けてみようと思う。








