Memories
週報 [2023.08.13-2023.09.10]

 

20230813-20230910

 

 まだまだ心地よいとは言い難い暑さながら、どこまでも歩いて行けるような体感を得てあてもなく歩き出した。

 ソニーのブルートゥースイヤホンを耳に、ウォークマンで音楽を聴く。

 流れてくる曲は30年前の洋楽から現在のものまでごった煮になっていて、懐かしい曲が流れると当時生活していたの田舎の風景や雰囲気が脳裏によみがえる。

 

 家に着くまでスマートホンを使用しない。そんな枷を自分に課した。

 

 都会をあてもなく歩く中、懐かしい曲に想起される田舎の風景、目からの視覚情報と脳内に浮かぶ風景とのギャップに不思議な感覚を覚える。

 

 比べるものではないけれど、田舎と都会を比べると私の答えは都会の方を強く好んできた。これまでは。

 

 今の私は田舎の方に魅力を感じているのだろう。

 不思議な感覚を感じるのはその影響なのだと確信めいたものを感じている。

 正直なところ、そろそろ東京には胃もたれを感じているのかもしれない。本当の豊かさについて考える事が多くなった。

 

 

 

帰省

 

 帰省といっても自分の家族のところに居た時間は至極短く、どちらかというと実家の方に身を置く時間が多かった。

 2人いる弟の1人が中国勤務の命を解かれ帰国したことで久しぶりに3兄弟が揃う予定だったが、もう1人の弟の娘がタイミング悪くコロナに罹患したそうで結局のところ揃わず終いだった。

 

 皆が揃うというので、手土産に普段は手に入らないようなものをと考え、池袋の東武百貨店で「ECHIRE」のサブレと新宿の伊勢丹で「ノワ・ド・ブール」のフィナンシェを入手した。

 台風が近づいていて、配送の遅れが懸念されたが購入時からはまだ数日の猶予があったため配送することにした。

 昔から多くの荷物を持って移動することには人一倍嫌悪感を感じてしまう。もう治ることもないのだろう。

 

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 そして、このスペシャリティな焼き菓子たちの感想はというと・・・イマイチだった。。。

 

 私も初見で味を確かめる事となったが至極普通というのが正直な感想で、セレブリティな奥様方が列に並んで買うほどのものには到底思えなかった。ましてや焼き菓子でありながら合計1万円ほどしているのに。。。

 

 残念!

 

 今回の帰省では地元でいろいろな形で成功している懐かしい名を聞くことになった。

 勉強ができたと記憶している友人は企業に就職していて、そうでなかった友人は個人事業主のようなことをして成功しているケースを多く耳にした。

 

 実家には多くの土地や自然が存在していて、長年東京に身を置いている私の目には寧ろ多くの可能性が眠っているように映る。

 中国帰りの弟も何かしら新しい事を始めたいと言っていたが、やはり情報過多の外から見ると実家の環境は魅力的に映るのだろう。

 

 私のサラリーマン人生もあと10年もなさそうだ、次のステージ探しにこれまで以上に注力せねばと再認識した。

 

 

 

米収穫

 

 9月1日

 今年の収穫も平日だった。平日故に我ら3兄弟も都合をつけれたのは私だけだった。

 もともとこの日は歯科治療のため有給休暇の予定だった。

 歯科治療の予定を9月5日にスライドしてもらった。ほぼ始発で東京を出発して午前9:00には実家へ到着した。

 

 すでに刈り取りは完了していて、集荷した米は乾燥機に入れられている。

 私の作業は重さ30Kgの乾燥済玄米が入った袋を所定の位置へ格納することだ。確かに70歳を越える両親にこの作業はどう考えても無理がある。

 

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 収穫実績は30kgの袋が140袋ほどで、父が言うにはほぼ想定の範囲内だったそうだ。

 直近で台風の危機に直面したことを考えれば上出来だったという見方もあるようだ。

 もし台風が直撃していたら収穫は半減するとのことだ。故に百姓はバクチだと・・・今回2日間滞在したがこのセリフを5回くらい聞いた気がする。

 

 何はともあれ、予定の作業は滞りなく完了し一安心だ。

 

 

 

歯科治療 インプラント施術

 

 9月5日

 人生初のインプラント治療を行った。

 私は右上奥歯を奥から2本連続で抜歯しており、入れ歯にするとかなり大掛かりなものになってサンプルを確認するとストレスなく使用できるイメージは皆無だった。

 結果、このまま放置するかインプラントにするかの2択だったわけだが、実際のところインプラント1拓だった。

 

 インプラントの施術自体はいつもの部分麻酔でストレス的には抜髄や抜歯と大差はない。

 顎の骨にドリルで穴を空けてそこにネジを入れるという猟奇的な表現になると身構えるが、実際に受けてみると淡々とした施術に安心感が感じられた。

 

 同意書への記載後、施術開始。

 

 体感的にはゴリゴリと骨を削っている感覚はするものの麻酔が効いているおかげで痛みは全く感じない。

 麻酔はそんなに深くまで効くものなんだなと感心する。他には特筆すべき点はない。

 

 施術後の先生のコメントでは一番奥側の骨が柔らかい状態だったので骨の増殖を促す薬と一緒にネジを埋めましたとのことだった。

 このまま3ケ月程放置して、骨とネジが固着したら歯を付ける作業を行うという流れ。取り急ぎ来週以降に抜糸だけ行うとのことだ。

 

 一番インパクトがあるのは金額だろうか。

 インプラント1本あたり428000円で、今回はこれが2本。ネジを埋める位置と深さを正確に定めるためのマウスピース(作るかどうかは自由)が57000円。

 

 合計で910000円、これが今回の治療費となる。保険診療ではないこともあり、なかなかのインパクトである。

 

 今回の一連の歯科治療で自由診療で支払った領収書をアップしておく。直近の治療は一通り完了した認識だ。

 

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本の購入

 

 「十戒」を購入した。

 直近で読んだ「方舟」が面白かったので、同著者である夕木春央氏の最新作を購入した。

 前作の影響もあり、注目度は高く期待したい。

 

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北大塚ラーメン

 

 このラーメン屋に足を踏み入れるのは久々だ。

 

 チャーシューが敷き詰められたビジュアルに惹かれる。たまにこういうジャンキーで分かりやすいやつが食べたくなる。

 ダイエットは現体重付近にて横這いが望ましいと思っているから、これまでの減量フェースよりは自由に食べて良いのではという心の緩みは否定しない。

 

 前回食したのは3年以上前になるが、当時鼻が詰まっていて十分に風味が感じられなかった。

 今後の立ち回りを考えるうえで検証を兼ねての来店。

 

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 結果として、「なし」。

 お客も十分に入っていて、ファンも多いことは分かっているが、私にとってはスープに旨味が少ない気がしたのだ。

 前回訪れた際に感じた風味の乏しさは鼻づまりが原因ではなかったようだ。

 

 味はシンプルで、味の素系の旨味が皆無だ。

 

 醤油だけを入れた卵焼きや、炙った油揚げに醤油を垂らして食べるのが好きな人にとってはストライクど真ん中の味だと思う。

 残念ながら、私は醤油ラーメンであれば出汁の風味が効いているのが好みなので合わない。

 

 

 

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