Memories
ハワイ DAY2

ハワイ DAY2

朝8:00起床

 早起きの理由は、ホテル内のレストラン「カイマーケット」で朝食を食べるためだ。このレストランも過去に訪れたことがあり、当時の記憶を遡っても、景色、料理共に素晴らしかったのを記憶している。

 

カイマーケット
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 オープン時間は8:30で混雑を心配して早めに訪れたが、程よい客入りだった。15年前から変わらず、地元で採れた食材を使用していて、料理は美味しく、種類も豊富なビュッフェ形式だ。当然のことながら、食べ過ぎてしまったわけだが、好きな具だけをチョイスして焼いてくれるオムレツが特にお気に入りだ。

 料理もさることながら、やはりロケーションが非日常すぎる。ワイキキビーチに面していることもあり、柔らかな波の音が常に聞こえてくる。日差しがそこに存在する全てのものをライトアップするかのように注いでいて、色鮮やかな景色に包まれる。ずっとここでコーヒーでも啜っていたい。そんな気にさせる。

 

 

 身支度をして11:00に部屋を出る。
 今回の旅行で最大のイベントとなる、ダイヤモンドヘッドへ登るためだ。ABCストアで4人分の水を買い、11:30のレアレアバスに乗り込んだ。

 約15分でダイヤモンドヘッドの麓へ到着した。登頂に際して調べたところによると、初心者でも安心して参加できるトレックだという情報が多数だった。体力的な心配はすることなく登りだした。

 

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ダイヤモンドヘッド
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 【登頂開始】登りはじめて10分くらい、ちょうど道半ばに差し掛かったところで急激に体力を奪われる感覚に襲われた。妻たちにそのような様子は微塵もなくどうやら私だけがバテてきたようだ。靴の中がとてつもなく暑く、頭頂部から流れる汗が止まらない、手の指先が微妙に痺れている気がする。

 足を止めれば止めたで二度と立てなくなるような予感がして、だましだまし先へ進む。路が狭く、立ち止まれる場所というのは限られているし、歩くスピードも自分のペースというわけにもいかない、後続客がどこまでも続いているからだ。カメラ機材が入った重い鞄を持っていることも一因ではあるが、つまるところ、私がデブなことが災いした。

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 【登頂間近】もうすぐ頂上だという所まで這いずりあがったところで、究極の二択を迫られる「近い急こう配の階段」か「なだらかで長い登山道」だ。ライフゲージほぼゼロの私に選択肢などあろうはずもない。あたりまえだと言わんばかりに後者を選択し、最後の力を振り絞った。

 かくして必死の思いで登頂に成功した。見下ろした景色はワイキキビーチから水平線までが一望できる絶景が広がっていた。疲労困憊していたはずの自分が笑顔で写真に写っていることに驚く。その頃の、ほとんど熱中症状態だった体の感覚は忘れることは無いだろう。今回の旅のメインイベントは達成された

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 【無事帰還】ようやく麓に生還し、木陰で靴と靴下を脱いで体力の回復を待つ。バスを改造したワゴンショップで水とかき氷を買おうと並んでいたが、頭がクラクラしてきたため、息子にお遣いを頼んだ。息子が買ってきた水は悪魔的美味で、ここ数年に飲んだ水の中では最も美味かった。言うまでもなく、かき氷も絶品だ。30分ほど水分補給をしながら木陰で風にあたっていると、体が正常状態に戻ってきた。

 

 ダイヤモンドヘッド麓からの次の目的地へは再度レアレアバスに乗り込み、市内観光しながらカハラモールへを目指した。この区間だけなのか、バスにガイドが付いていてバス停ごとにその場所に合った情報を伝えてくれた。日本に居るとうるさいと思ってしまうガイドだが、海外だと心地よく思えてしまうのはなぜだろう。

 

カハラモール
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 カハラモールに到着すると、妻がお土産探しを始めた。私はまだダイヤモンドヘッドのダメージが完全に回復していなかったため、スターバックスで一息つくことにした。オーダーしたのは、ストロベリークリームフラペチーノ(ミドルサイズ)選択肢はフラペチーノ前提なので5拓ほど、その中で最も清涼感がありそうなものをチョイス!当然、激ウマである。

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 妻が買ったものといえば、オーガニックのパンケーキの素とホールフーズのエコバッグであった。どうやらここのエコバッグは人気があるらしい。
 ホールフーズマーケットをはじめとして、海外のショップというのはとかく色鮮やかでクールなイメージがする。不思議と居心地が良いのだ。食料品売り場一つとっても日本では味わえない雰囲気がある。

 

 再度レアレアバスに乗り込み拠点であるロイヤルハワイアンセンターへ向かう。

 ホテルへ戻り、シャワーを浴びてしばし休憩。

 20:15になったため、本日最後のイベントである、タンタラスの丘へ向かうために部屋を出る。タンタラスの丘はもともと今回のツアーに含まれていたもので、時間帯が夜だったため参加することにしていた。

 送迎のバンがホテルに来た時、ガラスに水滴がついているのに気づいた。もしかして、現地は雨が降っているのだろうか。私の家族4人を含めて合計6人程でタンタラスの丘に向かって出発した。

 

 

タンタラスの丘
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 タンタラスの丘は案の定、雨が降っていた。
 過去に観た夜景と比較すると日本の長崎くらいの規模だと感じた。函館には届いていない。天候がよければもう少し結果は違ったのかもしれないが、それでもイメージを超えるまでは無いと感じた。同行した他の参加者も同じような感想のようだった。ややあって、ホテルへ戻ることとなった。

 

 

 晩飯を食べていなかったため、セブンイレブンでいろいろ買い込み、一つの部屋に集まって食べる事にした。アメリカンなセブンイレブンも良いものだ。クオリティは問題ないし、現地ならではの売り方も異国情緒がある。スパムむすび、サンドウィッチ、ジュース、チョコレート、菓子(現地仕様)、、、etc 50ドルくらい買ってしまった。

 コンビニで買いまくって集まって食べる、大学時代に見慣れた光景だったが、家族で、ましてや異国でやることになるとは・・・不思議な感覚を覚えた。

 

 

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