ハワイ DAY3
今日は一日フリーデーに設定していたこともあって、アラームに起こされない起床となった。
のんびりホテルで優雅に過ごすこともわずかに頭を過ったが、勿体なくも思えたので散策に出かける事になった。
ワイキキビーチを右手に見ながら歩いていくと、ホノルル動物園がある。あまり人気スポットしては紹介されない所ではあるが他に選択肢もなかったこともあり、行ってみることに。
入場料が国籍により異なっていて、日本人の大人は14ドルだった。入場料を支払い入場する。動物園としてのレベル(動物の種類)としては高くはないのだろうけれど、何年か時間が経過してから今日の事を思い出す時に、動物園というワードは強いものだ。
動物園の前にあるスターバックスの佇まいや、道中のカラカウア通りの風景などが芋づる式に想起されると思うのだ。
動物園内はほぼ放し飼いではないかと思われる孔雀のような鳥や巨大なカメが印象的だった。
カラカウア通りから見える、ワイキキビーチは形容し難い解放感がある。
来た時とは逆に今度は通りの右側を歩いていると、シューズショップを発見した。そこで息子のスニーカーを購入した。日本とは違い29センチ以上のサイズでもアメリカでは12インチまでサラリと揃っている。選択肢の多さに息子は上機嫌だった。
時刻は20:30、カラカウア通りはいまだに人であふれていた。ビーチにはポツポツとカップルがいてイチャついている。見渡すかぎり、家族連れは私だけのようだ。写真が撮れそうなところでは写真を撮るなどしながら、ビーチの終点まできたので折り返してカラカウア通りをホテルに向かう。
もうこの通りを何往復もしたが、新鮮味がなくなることはない。
晩御飯を食べていなかったこともあり、ロイヤルハワイアンセンター2Fのフードコートでテイクアウトすることにした。時刻はすでに21:30で、多くの店は閉まりかけていた。結局、カツカレー×2、ロコモコ×2をテイクアウトしてホテルの部屋で集まって食した。
普段私は単身赴任で子供たちは各々の学校があったりして家族そろって晩御飯というシチュエーションは年に1度あるかないかだ。内容はともあれ、2日連続での一家団欒となった。
外は真っ暗で、日の入りまで見えていたダイヤモンドヘッドも闇の中、目を凝らすと星が少し見えてくる。波の音が終わることなく聞こえてきて、心地よい風が時折吹いてくる。窓越しに部屋の中を覗くと息子がベッドの上でPSビータで遊んでいる。
事実上の旅行最終日を明日に控え、こんな感覚に浸っている。