経緯
家族旅行へ出かけることになった経緯は、我が家で抱えていたいくつかの課題が落ちつき気晴らしに海外旅行へと思い至った。
最初はリッチな一人旅でもと考えたが、もしかしたら家族も行きたいと思うかもしれない、、、そう考えた。私の家族は一般的な家庭に比べると個人の意思を尊重しているつもりだ。親の都合で連れまわされる子供の気持ちは、私の幼少の頃を思い出すと強制できない、そう思った。
一人で行くならビジネスクラスでニューヨーク、家族で行くならエコノミーでハワイだろうと考えた。英語で意思のやりとりが可能なのが自分しかいないことを考えると、ある程度日本語が通じるところでないと逆に自分が疲れてしまいそうだ。
家族にグループLINEで行く意思があるのか問い合わせてみた。正直なところ、50:50だと思っていたが二つ返事で行くと回答。私のあまりに唐突な提案にLINEを乗っ取られたのではないかと疑われたようだ。なるほど、私はこれまで家族旅行など一度も行ったことがなかった。
子供たちにとっては初の海外となる。今後の人生を考えると海外にネガティブなイメージを持たせたくない。この旅行はこれまでになくベタなものになりそうだ。
ハワイへの家族旅行1ケ月前
ハワイへの家族旅行まで残すところ1ケ月となり、旅行会社であるHISへの支払いも完了した。家族全員の予定を考慮すると、盆休みが含まれる最も高額なゾーンとなり、5泊7日で飛行機、ホテル、オプショナル等々で約160万円ほどになった。
混雑する空港を大荷物を持って移動する大変そうな家族をニュースで見かけるたびに、見下したような視線を送っていた自分を思い出す。なるほど、こういうロジックで選択された結果だったのか。私が未熟だったわけだ。
ESTAの申請
アメリカに入国するには、パスポートの他にESTAの申請が必要となる。
これはオンラインで申請可能で、ほぼ即日申請処理が完了する。ネットを調べると、代行業者があり、1件あたり6000円程で手続きをしてくれるようだが、申請作業自体に特段難しい点もなく、この代行業者を利用するメリットは1ミリも無いと断言できる。
ただ、手続き自体は速めに済ましておくにこしたことは無い。
未解決事項
今回の旅行はHIS社に手配いただいている。今のところ特に問題はないのだが、未解決事項が存在する。
ホテルのベッド数である。
今回、滞在先として選定したホテルは、シェラトンワイキキなのだが、このホテルは繁忙期にベッド数の確約ができないとアナウンスしている。ベッド数が指定できるホテルに変更すれば良いのだが、このホテルはかれこれ20年前に私が泊まったことがあり、その立地や部屋の構成が程良く、リピートしようとしているわけだ。ホテルは変えたくないのだ。
2部屋で2名ずつ、子供が高校生の娘と中学生の息子、この状況でダブルベッドは正直しんどい。他の家族はどうしているのだろうか。コンドミニアムという選択が正しいのだろうか。もしかして自分は少数派なのだろうか。
HISに対して強い希望として伝えた。あとはHISとシェラトンワイキキを信じるしかない。
うーーーん不安だ。
残る課題としては、旅行までに各自体調を整える事、旅行先が晴れである事を祈るくらいだろうか。ハワイは晴れていれば間違いなく非日常を体感できると考えている。